みずみずしい若葉、柔らかい日差し、心地いいそよ風。
1年でもっとも過ごしやすい季節ですね。
お散歩をしても、庭の草花の手入れをしても気持ちがいい。
こんな季節は家中の窓を開けてお掃除をしたくなります。
最近は梅雨がやってくる前に大掃除をする、というかたも多いそうですね。
私はお掃除の際、重曹を中心とした自然素材由来のものを使用するようにしています。
その理由は3つあります。
- 簡単に安価で手に入ること。
- スプレー、ペーストなどアレンジが幅広く他素材との相性が良いこと。
- お掃除する人、お掃除されるもの、両方に優しいこと。
重曹はお掃除だけではなくお料理にも使える、まさに万能素材ですね。
私はいつも簡単に使えるよう、お湯で溶かしてスプレー容器に入れたり、ペースト状にしたり、粉のままボトルに入れたりしています。
- スプレー:IHや電子レンジのガラス部分、シンク
- ペースト:鍋やIHのコゲ落とし、湯垢
- 粉末(そのまま):排水口のぬめり取りと消臭
など扱いやすいように使い分けています。
キッチンなどの水廻りではすぐに使えるよう手の届くところに置いています。こうして普段から準備をしておけば、こまめにお掃除が出来るのでとても重宝します。
重曹はアルカリ性なので酸性の汚れを中和し落としてくれます。
粒子がとても細かく柔らかいのでクレンザー代わりにこすっても傷つかないし、臭いを吸着し湿気も取ってくれます。
用途に応じて石鹸やクエン酸、ハッカオイルと混ぜて使うこともあります。
水垢は重曹だけでは落ちにくいので、クエン酸を配合します。ハッカオイルを加えればスッキリとした香りが広がります。洗面所やトイレ掃除に使用しています。
また、酸と混ざると細かい泡を発するためパイプ掃除にも役立ちます。
お掃除をする場所に合わせて、配合やその割合・濃度を変えながら自分で好きな様に作れるのも便利で気に入っています。
重曹たちがお仕事をした後は、仕上げにタオルで拭き取リます。
水廻りがピカピカしていると気持ちがいいですね。
お掃除はまとめてやろうとすると大変です。
大変だとめんどくさくなったり、嫌になったりしますよね。
「見て見ぬふり」なんてことにならないためにも
『汚れには早めに!』を心がければ、小さなお掃除が習慣になります。
これは私の主婦生活の中で学んだことです。
どんなにキレイにしてもまた汚れます。またお掃除しなければなりません。
「あぁ面倒くさいな」
そう思ったときはこのように考えを切り替えてはどうでしょうか?
まず、「掃除」という言葉を頭のなかから取り払ってください。
そして、3回つぶやいてみてください。
次に使うときに気持ちよくしておきたいな。
誰もがキレイな家で過ごしたいと思いますよね。
その気持ちをカタチにしたものが「お掃除」ですから。
お掃除をしようとするのではなく、「キレイにしておきたいな」という気持ちが自分にあるということを確認する。そこがとても大切。自分の気持ちを確認したら、自分の気持ちに正直に行動しましょう。
大掃除で苦労しないためにも「小さなおそうじ」を心がけておきたいものです。
気持ちのいい季節です。
お家の中も気持ちよくしておけば、毎日がピカピカの心で過ごせるのではないでしょうか。